鳥瞰塾 2020(第9期)
鳥瞰塾とは、経営で学ぶ必要のある基礎を10のテーマに分けて学ぶ経営塾です。鳥が飛んでいるとき、空から全体を眺めることが出来るように、経営も鳥の目のごとくあらゆるテーマの基礎や原則を知り、行動していくことが必要不可欠と考えます。このような基礎や原則という根源のテーマをじっくり時間をかけて開催するとなると、どうしても東京や大阪など首都圏開催が主でしたが、地元に根ざした上坂会計グループ代表の上坂朋宏が塾長を務めることで福井県での開催を実現させることを可能にしました。
2020年3月11日(水)に開講予定でした「鳥瞰塾2020」ですが、新型コロナウイルスの感染拡大の防止のため、第1回講座を当初第2回講座開催予定日の5月14日(木)に変更し、以後、ひと月後ろへずらして開催していきます。最終回(第10回講座)は2021年1月13日(水)に開催する予定です。
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参加者数実績
第1期 | 43名(2012年) |
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第2期 | 56名(2013年) |
第3期 | 70名(2014年) |
第4期 | 80名(2015年) |
第5期 | 70名(2016年) |
第6期 | 75名(2017年) |
第7期 | 74名(2018年) |
第8期 | 77名(2019年) |
鳥瞰(ちょうかん)
鳥が空を見おろすように、高い所から広い範囲を見おろすこと。また、全体を大きく見渡すこと。俯瞰(ふかん)「世界情勢を-する」
なぜ鳥瞰塾を毎年受講する会社は増収増益を実現しているのか?
福井に鳥瞰塾という経営の基礎と原則が学べる経営塾があるのをご存知でしょうか。毎年3月~12月に全10回(月1回)講義はおこなわれ、福井県からはもちろん、東京や大阪、遠くは北海道の旭川や宮崎県からも毎月福井に来て受講している方もいる塾なのです。
2019年は約80名の経営者や経営幹部が参加。2020年は9期目として開催されます。
この鳥瞰塾に参加すると、経営の様々な分野の学びを得ることが出来るのですが、いちばんの特徴として挙げられるのが、
- 毎年連続受講している参加者が全体の4割を超える
- 連続受講している会社が増収増益を実現している
というものなのです。
いったい何故なのでしょうか。そんな受講生の声を以下紹介いたします。
会社概要 | 昭和38年4月に創業し平成元年12月に株式会社福岡を設立。鉄骨工事での経験や実績を活かし、独自の生産システムや高性能の機械開発を行っている。 |
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事業内容 |
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店舗 | 本社工場:福井県鯖江市新横江1丁目4-4 |
鳥瞰塾で学んだことを活かして、今年の前期は過去最高の収益率になりました。
Q. 鳥瞰塾は何で知ったのですか?
福岡 賢 社長(以下、敬称略)「もともと先代の時から、上坂先生には経営の指導をして頂いてました。先代からは、『社長になると誰も注意してくれない。上坂先生は、経営の指導や注意をしてくれた俺の恩師。この人のことを聞いておけば間違いない。』と言われていました。私は現場あがりなので、経営者としての考え方がよく分からず、色んな勉強をしたいと思っていた時に鳥瞰塾の第一期が始まったんです。」
Q. 参加してみてどうでしたか?
福岡「最初は全然分かりませんでした。最初はいろんな事を習得しようって感じで参加したんですけど、そんなうまくいくわけがなくて…。一回目の講義で聞いた内容を、実際社内に持ち帰ってもなかなか実践できなかったんです。99%できていなくて、1%少し勉強になったかなって状況でした。」
Q. 第一期から現在まですべて受講しているのはなぜですか?
福岡「ある時、10講座の中で1つ『これはやれるな!』ってものを持って帰ってやればいいんだと思えたんです。1つでもいいから自分で得たもの、出来るものを持って帰って実践すれば、気持ちが楽だなと感じたんです。他は関係ないって聞いてないわけじゃないですよ(笑)。第一期の時に1つ、第二期の時にもう1つと、何回も受けながら少しずつやる必要があるんだって気づきました。すると、自分の中でやりやすいと感じられるようになりました。特に「経営者としての考え方」はとても勉強になりました。今では継続して受けさせてもらってる感じです。」
Q. 鳥瞰塾で学んだことを事業でどのように活用していますか?
福岡「実はうちの会社は、5年前に大きな転機がありました。私が社長に就任して2年目に3500万の大赤字を出して、売上もガタ落ち。その当時は「鉄骨(※1)」と「二次部材(※2)」を取り扱っていたのですが、鉄骨は売上が大きくても利益が出ない状況が続いていました。当時は資金繰りも苦しかったし、全然儲かってませんでした。そういう悪い時に、いろんな勉強会に参加しましたけど、何をやってもダメでしたね。そんな時、鳥瞰塾の原理原則の中で『一回売上を落としてでも利益を優先する』という話がとても印象に残って、上坂先生に相談しながらそれを実践しました。収益性の悪い鉄骨部門をだんだん減らしていって、タイミングをみてその部門を辞めたんです。社内よりも地元の工務店の方から「なんでお前やめるんや」と大ブーイングでした。辞めて2年ぐらいはまだ注文がありましたが、うちでやってくれる所を探したり仲介業みたいなこともしてましたね。やっと区切りがついた時、正直売上はすごく減りましたね。」
※1 鉄骨:建造物の骨組みにする鉄材。
※2 二次部材:建物を構成する柱や屋根といった、本体ではない建築に使う材料のこと。(例)外壁や屋根の下地など
Q. それは結構勇気がいる決断だったんじゃないですか?
福岡「はい。気が気じゃなかったです。当時は国からの補助金をもらったりしてましたし、当然社員に賞与なんかあげられない。ただ…あのまま鉄骨部門を続けていたら、うちは収益がない会社のままか潰れてただろうと思います。この業界は浮き沈みが激しいですし、鉄骨をやっている業者は全国に何千社もありますから、うちが勝負したところで勝負にすらならないでしょう。それよりも、全国でもやっている業者の少ない「二次部材」に特化してシェアを増やした方が、うちは強い会社に変われると思いました。現在は収益も良くなって、前期は過去最高の収益率になりました。」
Q. 福岡社長にとって鳥瞰塾はどういう存在ですか?
福岡「経営者としてのヒントになると感じています。そして講義を聞いて、実践するかしないかが一番大切なことだと思います。私は今でも鳥瞰塾に参加する時は、1つでもいいから「習得しよう」「実践しよう」と思って参加しています。そして、回を重ねながら講義を受けていると「あぁそうだったんだ」「間違いないな」と、やっていることの見直しや勉強になります。上坂先生が鳥瞰塾を辞めない限り、私も参加し続けたいと思います。」
会社概要 | 昭和39年創業。カーテンを中心としたホームファッション商品(カーテン、シェード、ロールスクリーン)の企画・製造・販売を行っている。 |
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事業内容 |
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店舖 | 本社:福井市八重巻町105番地 |
鳥瞰塾に参加して3年。昨年は過去最高益になりました!!
Q. いつから鳥瞰塾に参加されているのでしょうか?
小寺 隆治 副社長(以下、敬称略)「私は3年目、彼女(数馬常務)は4年目です。ちょうど3年前の1月、彼女のお父さんだった先代の社長が、交通事故で突然亡くなったのです。先代は創業者として一人で会社を引っ張ってきた方で、私は何も考えずにただついていけばよかったのです。そんな方が突然いなくなって・・・本当に不安でしたね。そんな時、先代がとても信頼していた上坂先生にすぐ相談して、社外取締役として力を貸してもらいました。このようなきっかけもあり、私たちは鳥瞰塾へ参加しています。」
どのように鳥瞰塾を活かしてますか?
小寺「生前から先代は彼女をいつか社長にと考られていて、私はずっとその想いを聞いてきました。しかし、すぐに実現できる状況ではなかったのです。そこで彼女が将来社長に就任するにあたり、経営基盤を固めるために鳥瞰塾を活用しています。例えば、彼女が社長になった時、ブレーンになる人材を育てるために、若手社員6人を鳥瞰塾へ参加させています。共通言語があると、考えていることをとても共有して動きやすいんですよ。先代の時は個人戦の会社でしたが、その人がいなくなったらやれなくなる怖さを痛感したので、今は組織戦にしようと考えています。あとは社内で「やること」「やらないこと」を決めました。鳥瞰塾で学んだことを取り入れて人事制度、賃金体系、組織など作り直しています。もちろん、やってみて上手くいかなかったこともあります。でも、やってみて仮に失敗したとしても、失敗というのはひとつの答えですよね。とにかくスピード感を持ってやる。ある意味、このトライ・アンド・エラーが習慣化されていますし、その積み重ねが大切だと感じています。」
具体的な成果や手ごたえはありますか?
小寺「まず数字が変わりました。うちの会社は6月決算なのですが、昨年は過去最高益でした。じつは先代の時よりも、利益体質になってきているのです。鳥瞰塾で学んだ中から、何かを突出してやったからというのではなくて、ずっと鳥瞰塾を受け続けて、学んだことを実践することによって、経営に成果が確実に出てると思います。」
数馬亜季子常務 (以下、敬称略)「その通りですね。鳥瞰塾で学んだことをベースに、特に『やめるものと続けること』を本当に明確にしたんです。その結果、こういった黒字化につながっていると感じますね。」
2016年以降の鳥瞰塾がこれまでと違うと感じる所はどこですか?
小寺「これまでは経営の原理原則の話が主体でしたが、昨年は上坂先生の『本音』が結構入ってると感じました。それくらい時流の変化が激しいし、マニュアル通りだけでは競合や他社と差別化できないですよ。」
数馬「上坂先生の本音も前年より聞くことができたし、上坂会計グループの実例も話されますよね。経営の原理原則は同じでも、会社も自分たちも毎年変わってきているので、とても新鮮だと感じます。普通、同じ内容のセミナーだったら一回限りで終わりますよね。でも、鳥瞰塾は知って終わりじゃない。初めて参加した時は、講義で出てくる用語を覚えたり、内容についていくことで必死でした。しかし、3年4年と続けて受けていると、鳥瞰塾で学んだことが実際の会社のことと少しずつつながって、だんだん理解できてくるんですよね。今学んでいることは、5年後、1年後にとてもカになると確信しています。」
小寺「彼女が名実ともに社長になる2020年、今から楽しみです。見たいんですよね、彼女の経営を。本質はなんとなく先代とよく似てるんです。誰も止めないとどんどんいっちゃうとか(笑)。」
会社概要 | 2002年4月に現取締役 佐々木章夫氏と共同でセカンドゲート創業。2005年11月有限会社セカンドゲート設立。ホームページ運用コンサルティング、ウェブ解析、戦略立案・構築で「事業での成果を上 げる」ための事業を行っている。 |
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事業内容 |
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店鋪 | 本社:福井市西方2-19-9 |
鳥瞰塾を受講し始めて4年連続黒字になり、去年は過去最高益でした。
Q. どういうお仕事をされているのでしょうか?
渡辺 知周 社長「ウェブ制作をしています。2001年に脱サラして、2004年に開業しました。もともとはメールマガジンを配信・発行するシステムをやろうと思っていましたが、当時はお金がなかったので、自分でウェブを作ったり、システムの管理をやっていました。例えば、デザイン会社の下請けとして、その会社が出来ないプログラミングとかを主にやっていたんです。そこからウェブ全体の制作を徐々に引き受けるようになりました。」
Q. 鳥瞰塾は何で知ったのですか?
渡辺「兄が私とは別の会社を経営していて、その兄が元々鳥瞰塾を受講していたんです。私が経営している様子を、兄なりに心配していたんでしょうね。兄から「鳥瞰塾に来い。勉強しろ。」とケツを叩かれて参加したことがきっかけです(苦笑)。鳥瞰塾の3期目から受講し続けて、今年で5年目になります。」
Q. 参加してみてどうでしたか?
渡辺「最初は、腕組みして抵抗しながら聞いてましたね(笑)。それまで聞いたことなかった話でしたし、当時は経営の原理原則が強めの話だったので、素直に聞けなかったんです。でも、初めて受講した年に、今まで自分が経営できてなかったと気づきました。普通の経営者ってこんなこと考えて、こんなことやってるんだと知ったんです。私は経営に必要なことを何も知らなかったんです・・・。それがとても大きい衝撃でした。その翌年からは、私も『経営者になろう』と気持ちを決め、講義で聞いたことを会社に戻って試すことを繰り返してきました。上坂先生は『会社が赤字になるのは、全て社長の責任です』とよく話されますが、だんだんそれが腑に落ちて、私自身も経営をする覚悟ができてきたと感じています。会社がダメなのは、私の知識と技術不足でしかないですし、もっともっと勉強しないといけないなと思います。」
Q. 2016年以降の鳥瞰塾がこれまでと違うと感じる所はどこですか?
渡辺「私が受講し始めの頃は、経営の原理原則バリバリの話だったので、上坂会計グループはどんな冷酷な会社なんだろう・・・って想像してましたね(笑)。最近は上坂先生の考えや本音を話されるので、先生自身もいろいろ揺れたり、試行錯誤してやってこられたんだなと知ることができて、安心しました。」
Q. 鳥瞰塾を受講して、一番印象に残っていることはありますか?
渡辺「一番心に残っているのは、『組織はトップのビジョン(経営理念)実現のため(※1)』という話です。うちの会社は共同経営なのですが、鳥瞰塾を受ける前は、何かを決める時は2人(※共同経営している相手と)で決めて、失敗した時は相手のせいにしてましたね(笑)。鳥瞰塾を受講し始めてからは、私が代表取締役として経営をする覚悟が出来て、何か決める時は自分が納得するまでとことん話をするようになりました。失敗しても相手のせいにせずに、自分の責任として考えて、次の行動につなげるようになりましたね。」
※1 経営の中でも、組織風土づくり・教育訓練を行う上で本質となる考え方のこと。
Q. 具体的な成果や手応えはありますか?
渡辺「私は鳥瞰塾の中でも、財務の数字の所が好きなんです。もともと「技術があれば儲かる」と思っていたほど、財務のことは知りませんでした。だんだんと経営する上で毎日どの数字を追っていくべきかが分かったので、会社で実践しています。実は私が鳥瞰塾へ参加する前年、会社で大きな赤字を出したんです。でも鳥瞰塾を受講し始めてから、4年連続黒字になったんです。去年は過去最高益でした。数字が下がるのが怖くて、鳥瞰塾を辞められない感じです(笑)」
Q. 今後、鳥瞰塾や上坂先生に期待することはありますか?
渡辺「私は鳥瞰塾以外のセミナーやイベントにも参加して勉強させてもらってます。異業種の方の話とか、他の会社の視察は上坂先生の所でしか体験できなかったりするので。他の会社を見るとすごく勉強になりますし、そういう機会をもっと増やしてほしいですね!」
いかがでしたでしょうか。ここでは受講生の一部の方の感想を紹介させていただきましたが、このように連続受講することで、会社の立て直しをはかり、業績を向上させている会社が多く存在しているのが鳥瞰塾の特徴となります。
これより先は、鳥瞰塾の講師紹介や、講義内容などの紹介に移ります。
鳥瞰塾塾長プロフィール
塾長 上坂 朋宏 Tomohiro Uesaka
公認会計士/税理士
【プロフィール】
同志社大学商学部卒業後、公認会計士の試験に合格。太田昭和監査法人(現・新日本監査法人)を経て上坂公認会計士事務所を開業し、1991年(株)上坂経営センター設立。現在6社からなる上坂会計グループの代表。「経営とは人間学である」をモットーに多くの経営者の指導にあたり、経営塾である鳥職塾、育志塾を主宰。税理士歴30年でこれまで300件以上の税務調査に立ち会ってきた実績を持つ。
鳥瞰塾は、これらの4つの事象が上坂朋宏というフィルターを通じ発信される講義になっています。なので、時流など日々刻々と変化していく事柄も影響するので、毎年内容が変化・進化していきます。
①3人のコンサルタントの教え
塾長である上坂朋宏が経営者として、またコンサルタントとしての今があるのは、この3人の教えがあったからだと断言しています。
そんな3人の教えというものは経営の基礎であり、原理原則となるものなので時代を超えて伝えていく必要があると思っています。鳥瞰塾でもこの3人のコンサルタントから学んだことをベースにして講義を進めていきます。
– 1人目 –
一倉 定
(いちくら さだむ 1918年-1999年)
5000社を超える企業を指導し、多くの倒産寸前の企業を立て直したとされる経営コンサルタントの第一人者とされ、苛烈なまでに経営者を叱り飛ばす姿から「社長の教祖」「炎のコンサルタント」との異名を持つ。
【上坂のひと言】
一倉先生のセミナー出て、何が一番印象に残っているかというと、「会社というのは経営者で全てが決まると。だから、アナタたちがしっかりしないといけないんだ」ということを、トコトン言われていたことですね。私の経営者の学びの原点であり、いまでも根幹にある教えであります。
– 2人目 –
舩井 幸雄
(ふない ゆきお 1933年-2014年)
言わずと知れた船井総合研究所の創業者。経営コンサルタント会社として世界初の株式上場を果たす。またベストセラー作家でもあり、著書は400冊を超える。
【上坂のひと言】
舩井先生は言葉が伝わりやすくていいんです。「素直 プラス発想 勉強好き」「時流適応カー番主義」「圧縮付加法」「長所伸展法」「包み込み」などなど。言葉でこうやったらいいんだというのが簡潔にわかるので頭に入ってきやすいんですよね。
– 3人目 –
渥美 俊一
(あつみ しゅんいち 1926年-2010年)
チェーンストア経営研究団体ペガサスクラブ主宰。製造業に比べて立ち遅れていた日本の流通分野を、チェーンストア産業づくりの推進によって近代化し、生活水準の向上を実現することをロマンとして掲げた。
【上坂のひと言】
渥美先生ってすごいなって思うんですよ。今でこそ大会社ですけど、もともとは中小企業だったイトーヨーカ堂とか、イオン、ユニクロ、しまむら、ニトリなどなど錚々たる社長たちに教えてあそこまでもってきたんですから。
②福井での30年の実績
上坂会計に入社してから約30年になります。入社した直後は顧問先である社長の悩みや課題がまったく理解できずに相当苦労しましたが、そこから本を読み、セミナーに行きまくり経営の知識を得て、それを実践⇒効果検証を繰り返し実績を培ってきました。鳥瞰塾では、実践してきたことを実例としても講義で伝えて参ります。
成果事例① | 【上坂会計での経営実践】 |
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成果事例② | 【約300社超のコンサルティング実績】 |
③日々の学びと情報収集
- 年間150冊の読書を継続し、思考法・言葉を発見し発明する
- 年間20回を超す東京・大阪など
首都圏開催のセミナー参加など
情報収集の徹底 - 年間3回を超す海外出張
④磨き続ける=成長し続ける
- 旅に出て非日常の中で物事を考える
- いいモノ、いい景色、いい食事を感じながら
- 多くの人と会話を実施し素直に受け入れる
【1】経営の全体像 ~経営の4要素とは?
経営者としての正しい姿勢とは?/経営のゴールは?/経営の全体像/経営戦略と組織風土づくりの真の意味
【2】経営計画 ~真の経営計画の作成と運用
経営計画が絵に描いた餅になる理由/経営計画がなぜ必要なのか?/経営計画の作成時に必要な要素とは?/短期経営計画と長期経営計画/経営計画発表会の実践の方法
【3】財務戦略 ~経営の真髄はお金
経営者の通信簿は何?/財務諸表の経営における読み方・活かし方/財務諸表を強化するために必要な条件とは?/金融機関との付き合い方
【4】組織戦略 ~社長のビジョンを達成するための組織とは?
組織の定義/良い組織と悪い組織/最小限管理とは?
【5】人材育成・組織風土 ~組織風土こそ人材育成のポイント
経営を担う人材をどう作り上げていくのか?/人材育成の基礎となる組織風土の意味とその作り方
【6】マネジメント ~経営幹部としての心得と業績UPの手法を学ぶ
多くの幹部が陥るマネジメントに対する誤解とは?/社長の意図を実現する人の真の意味を思考する
【7】経営戦略 ~For the Customerとは?
経営戦略(業態化)とは?/経営戦略の重点ポイント/ブランド(ロイヤリティ)とは?/戦略(業態化)に取り組むための5つの要素/上坂流業態化
【8】新市場・新商品開発 ~空白マーケットを探そう!
空白マーケットとは?/やってはならない新事業とは?/競争状態にある場合の新事業の探し方/新事業を作る場合の社内体制のあり方とは?
【9】販売戦略・市場戦略 ~営業について
販売戦略と市場戦略の違い/告知・広告・営業の定義/必要といわれる営業のスキルとは?/営業職に対して経営者が期待してはならないこと/営業プロセスとは?
【10】経営者の真の役割 ~経営の全体像のポイントと実行するときのコツ
経営者としてのモチベーションとは?/働くということの意味/師をもつことの重要性/今年を振り返り、来年を迎えるにあたって考えておくべきこと
※上記のタイトルおよび詳細は仮のものとなります。当日まで最新の情報をもとに講義内容を練ったものをお届けしたいと思っているため、もしかしたらタイトルや詳細が変更になることがあります。ご了承いただけると幸いです。また、開催の内容が入れ替わる場合もございます。
☆毎回、本講座の前に上坂塾長の時流解説があります
鳥瞰塾は2部構成によって進められています。前半の約1時間~1時間半は、日本を含め世界中の時流についての解説および、直近の法律改廃・税法関係の解説を上坂塾長自らおこないます。常に世界中の情報収集をおこない未来の企業の在り方を模索する上坂塾長だから発信できる見解がストレートな物言いのため、「わかりやすく経営のタメになる」と受講生に大変好評な時間となっています。
なぜ、時流を掴まなければならないのか?
AIやIoTが消費行動を大きく変えたことにより、あらゆる業界の常識が塗り変わっています。Amazonが数年で消費の常識を大きく変え、資金の調達方法⇒クラウドファンディング、金融機関の役割低下⇒フィンテックの普及、製造業の小規模化⇒投資小で起業ができる時代、スマホがインフラに、CtoCビジネスの台頭⇒メルカリ・airbnbなど、これらで業界が一瞬で変わりました。時流を知り、時流を掴むことで、どう次の一手を打てば良いのかが見えてきます。その訓練を鳥瞰塾ではおこなっています。
鳥瞰塾では全10回の本講座のほかにも、以下のような特典を用意しています。鳥瞰塾で学んだことを、より経営に活かすことが出来る内容になっていますので、ぜひ積極的にこれらの特典を活用して頂きたいと思っております。
上坂会計グループ主催セミナーが先行案内されます
上坂会計グループでは、鳥瞰塾以外にも経営に関するあらゆるジャンルのセミナーを開催しています。財務・税務・労務のことはもちろん、その他にも生産管理や広告制作のこと、いま旬のゲストを招いた講演のようなものまで年間約10種類に渡り行われ、2018年はどのセミナーも満員御礼となりました。そのセミナーの告知をいち早く行うのはこの鳥瞰塾であり、鳥瞰塾受講生の申し込みから受付を開始する場合が多いので、情報をいち早くキャッチすることが可能です。
スタディツアーに参加頂くことができます
鳥瞰塾では世界中で最も競争の激しいアメリカの小売業を視察に行くアメリカスタディツアーをはじめ、100年以上続く老舗企業からブランディングや継続する企業にとって大切なことを吸収する京都スタディツアー。日本のために失われた尊い命から「生きている意味・自分に与えられた使命」を考える知覧スタディツアーなどを企画しています。
※参加費は別途費用となります。
塾長上坂朋宏による週刊レター
「A DAY」メール配信
1993年よりこれまで1000号を超え発行している「A DAY」のメール配信を塾生にもおこいます。上坂朋宏の近況を通じて考えたことや、時流についての上坂自身の見解など、経営する上で役に立つを多くの経営者に好評な週刊レターです。
映像などで繰り返し受講可能(希望者のみ)
どうしても塾に参加できなかった方や、なんども受講してより内容を自身に刷り込みたいという方に向けて、講義内容の映像を無料で提供しています。
Q. 業種に偏りはあるの?
「鳥瞰塾は自社の業種に適応するでしょうか?」という質問がよくきますが、自分の業種のことだけ学ぼうとする経営者は、この先の世の中を乗り越えられないと思います。例えば「我々は製造業だから関係ない」とか言う人が多いのですが、数年前までは本の通販会社として認知されていたAmazonが、たった数年で「ものを購入する」という常識を大きく変えてしまったり、ネットの通販サイトだった楽天が銀行の常識を壊し携帯電話事業に参入するような時代です。製造業だから…などという業種のくくりでものを見るような時代ではなく、あらゆる業種業態のことを知り、自社に置き換えて物事を考え決定していくことが求められるため鳥瞰塾にはどんな方でも参加してほしいと思っています。
Q. 税理士らしいセミナーなんですか?
税理士・会計士というのは、経営全部がわかっていると勘違いされることが多いのですが、実際は経営のほんの一部である税務・会計のことが仕事だから全体ではないんですね。私も最初のころ(つまり、福井に戻ってきた30年前)は、経営のことはまったく知らなかったんです。そこから「経営」ということについて勉強して、顧問先へのアドバイスをしたり、上坂会計の経営者として、本で読んだことやセミナーで学んだことを実践していって経営のことがわかるようになってきたのです。そんな経営についてのことを伝える塾なので、税務のセミナーとかそういうものではありません。鳥瞰塾の講義の中に「財務戦略」がありますが、そこでは私の本業である税務のことを全力でお伝えする回となっていますが、他は経営全体のことをお伝えします。
Q. 経営者一人で参加したほうがいい?
おススメするのは、経営者と経営幹部の複数名で受講していただくことです。経営は舵取りです。舵を取る経営者と経営幹部が違う方向を向いてしまっては、動きも鈍化してしまいます。塾に参加した社員と「共通の知識、共通の言語」を作ってください。経営はスピードです。このように活用することで、定義の共有が出来、経営判断のスピードも俄然上がります。
2020年 第9期 鳥瞰塾 開催日程
2020年3月11日(水)に開講予定でした「鳥瞰塾2020」ですが、新型コロナウイルスの感染拡大の防止のため、第1回講座を当初第2回講座開催予定日の5月14日(木)に変更し、以後、ひと月後ろへずらして開催していきます。最終回(第10回講座)は2021年1月13日(水)に開催する予定です。
日付 | 2020年 |
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会場 | 福井商工会議所コンベンションホール地下1階(福井県福井市西木田2-8-1) |
開催時間 | 13:00~17:00 |
参加費 | 初回受講企業の方:240,000円(税抜) |
2020年3月11日(水)に開講予定でした「鳥瞰塾2020」ですが、新型コロナウイルスの感染拡大の防止のため、第1回講座を当初第2回講座開催予定日の5月14日(木)に変更し、以後、ひと月後ろへずらして開催していきます。最終回(第10回講座)は2021年1月13日(水)に開催する予定です。
本講座(全10回)お申込み
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